弊社がミセスモデルの募集を開始した頃から在籍し、ミセスの看板モデルとして今も頑張ってくれてる三田さん。
今回もとても素敵なリニューアル撮影となりました。
衣装セレクトのセンスもさることながら、ポージングの完成度は目を見張るものがあります。
やはり、毎月必ずメンテナンスレッスンに参加しているだけの成果はあるもので、撮影を重ねるごとにシャッター回数が自然と増えています。
（捨てカットがないため、同じ時間でもたくさんの良いカットが撮れるということ）
ではちょっと解説！
ご覧の写真、とても雰囲気があって見るものを飲み込むような不思議な没入感を感じます。
いくつかミセスのポーズにはコツがあるのですが、このカットではそれらをふんだんに取り入れています。
もちろん、このポージングを彼女が恣意的にとったものか、経験の中で自然と表に出てきたものかは 図り知ることはできませんが、ミセスの表現としては とてもバランスの良いポージングです。
①
遠くの山並みの稜線を望むようなフラットで柔らかい視線。
決して可愛く見せるために目を見開くこともなく、見る者にその視線の行方を想像させることで、写真全体の雰囲気を奥深いものにしています。
下瞼に少し力を入れて持ち上げることで、優しい目元を作ることができています。
②
重心を傾けているにもかかわらず、その起点となる手元を支えるのは数本の指先だけ。
あえて座面の間に空間を作るようなアーチを表現することで、不安定な重心をあえて感じさせない「軽さ」を見せてくれています。
③
同じく片腰を浮かせて座ることで、今にも立ち上がって歩き出しそうな浮遊感が、座ったポーズではあるけれど 柔らかな動きを感じさせます。
④くるぶしあたりを寄せて、靴先を扇状に広げることで、靴先までも足の長さに稼ぐことができます。
また、靴先がお互い違う方向を向くことで、自然と視線を足下に流す効果もあり、流通系の撮影では全身のカット（ロングカット）で大切なスキルとなります。
⑤
最後に軸足ではないほうの靴底を傾けて地面から浮かすことで、靴をコーディネートの重要な役者の1つであるファッションアイテムとして表現できます。
いかがでしょうか？
モデルのポーズには全て理由があって、そのシルエットを作るためには あえて不自然な力の入れ方もしますが、それもまたモデルとしての楽しみでもあります。
後日、彼女のモデルページも今回撮影分を追加してアップデートします。
お楽しみに！
ERGMODEL : 三田 純子（JUNKO MITA）
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※一部の案件のクライアント名、及び商材詳細は公開しておりません。
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